コンピューターシステムの構築において、端末間、あるいは、サーバと端末間をネットワークで接続する事が重要です。
ネットワークの構築の仕方や保守管理の仕方によって、コンピューターシステムの処理能力は変わってきます。
このようなネットワークの構築や保守管理を業務にしている職業がネットワークエンジニアです。
ネットワークエンジニアになるには、情報関連の大学や高専や専門学校などに通学して、新卒で入社するのが近道です。
転職をする場合には、実務経験を数年ありますと、応募資格を満たす事が多いです。
年収は500万円前後が多く、CCNPなどの有名なベンダー資格を取得する事で年収も上がる傾向があります。
その為、国内のサラリーマンの平均年収である400万円半ばよりも高めとなっていますので、比較的給料を貰っている方であると言えます。
ネットワークエンジニアを目指す際には、プログラミング言語を使ってプログラムを書くという作業以上に、
サーバや端末やネットワーク機器の事をよく知り、それらを組み合わせて、
仕様書に基づいたコンピューターネットワークの構築を行っていくといった作業を重点に置く事になります。
ベンダー系資格に関しては、入社前に取得しても、入社後に取得しても構いませんが、手当が目的で取得するのであれば、
入社後に取得した方が良く、企業によっては、奨励金を貰える事もあります。
ネットワークシステムの構築には色々な方法がありますので、幅広い手法を学んで実践出来るようにした方が良いです。