ITエンジニアの職種には、未経験からなれる職種もあります。
プログラマーやネットワークエンジニアは、実務経験を問わないという求人が出されていることがあります。
システムエンジニアは新卒採用の場合には最初からなれることがありますが、中途採用で募集されていることは稀です。
中途採用からシステムエンジニアになるには、コンサルタントの仕事をしていたなど、求められるスキルや経験が必要になるでしょう。
未経験者の場合、プログラマーやネットワークエンジニアを何年か経験して、システムエンジニアにキャリアアップするのが通常です。
企業によっては、2ヶ月から3ヶ月程度の研修を受講する必要があるところもあります。
必ず研修があるわけではありませんが、専門的な職業であるため、知識がゼロの人は研修を受けることになるでしょう。
コミュニケーション能力が高く、仕事を通して知識を身に付けていける人ならば
いきなり現場に放り込まれてもなんとかやっていけるかもしれませんが、通常は知識がゼロでは厳しい世界です。
新人が潰れてしまわないように、ある程度の知識は身に付けさせます。
ネットワークエンジニアの場合、CCNAなどの資格を取得させてから仕事につくこともあります。
資格の取得が条件となっている場合には、資格を取れないといつまでも仕事に就けず、給料も低いままなので注意しましょう。
学校でプログラミングを学んでいたり、職業訓練で学んでいたりすると有利になるかもしれません。